体感気温マイナス30度のスノーシュー、装備一覧を実録!@蔵王・地蔵山
このブログは、
ガーリー!でロマンティック!でちょっと懐古趣味で
わたしの世界全開で書いていきたいので
ちょっと趣旨には反するのだけど、
自分のための備忘録として
これを書いておこうとおもいます。
いやだからそれ誰に言ってんのよ?(笑)
ともあれ。
つきましては(?)今日のブログが、
この広い世界のどなたかの
お役に立つ日もくるやもしれぬ!という願いも込めて。
今回、
スノーシューをはじめるとき、
すごく困ったのが道具の選び方!
notre-beau-monde.hatenablog.com
登山グッズのショップではそれぞれ書いていることも違うし、
今回はかなりハードめのコースを歩きたかった
(運動時ドM説)
ということもあり
お願いしたガイドさんからは、
けっこう本気の山装備を求められたりもして
???となることが多かったのです。
で、今回の装備品を、
実際の商品名を挙げつつ
書き連ねていきます。
◆スノーシューとブーツ
スノーシューとスノーブーツはガイドさんからレンタル。
しかし、このお借りしたスノーシューが
使いやすく
(バックルなどのつくりがシンプルで扱いやすい)
かなり軽くて快適だったので自分でも買うとしたらこれかな?
というのがコチラ
プラスティックっぽくてなんだか安っぽい見た目だけど、
とにかく着脱がイージーです。
ガイドさんも一押しでしたし。
シューズ選びのポイントは、雪が足首から入ってこないように
足首のところが高めのブーツにすると良い、そうな
個人的にはスノーシュー自体のバックルを
かなりぎゅ〜〜〜っと締めるので、
靴の甲の剛性(硬さ)がある程度ないと厳しいとおもった
たとえばこれとか
実はファッション的にも人気なコチラも意外に向いているらしい・・・
いずれにせよアッパーの硬さがある程度あるほうが良いのです。
あとはトレッキンポールも必携!
スキーストックでもOKだよ^^
ここからは
自分で用意したもの!!
▶アウター編
◆スキーウエア(スノボウェアでもOK)
手持ちのスキーウエアで代用しました。
こちらパンツはメンズですが、
男女兼用的に使っています。
なぜコレか。
イタリアンブランドらしくかなり細身ですごくスタイリッシュ、
(ほら、並みのスキーウエアって太って見えますでしょ?それが嫌なの)
そしてだいぶ温かい!!!!のです♡
◆グローブ
グローブもスキー用をおすすめします。
スピードの出るスポーツのグローブは、
登山用よりも防寒・防水レベルが高いから。
(そういう計測数値があるそうな)
事実、この日一緒に山登りしたKちゃんの登山用手袋は、早々に
「指先の感覚がない・・・」状態になっていたけれど、
わたしはずっとあったかいままでしたもの。
しかし、コレ一番重要!
インナー手袋を下に仕込んでいたほうが良いです。
だって雪山行ったら絶対の絶対の絶対に!!!
スマホで写真撮りたいじゃろ?
この日の蔵王の山頂(地蔵山)
山頂は-10℃、風速・・・・よくわからないけど
多分体感-30℃くらいの横殴り。
映える・・・映えるぜ!!!!!
そう、状況がエクストリームになればなるほど、
写真は撮りたいのじゃ・・・
でも、体感-30℃の中で素肌を出すのは自殺行為です。
一瞬で本気で生命の危機感じたもん・・・
ので、スマホ対応のインナーグローブは必携だとおもった。
リアル「あってよかった!!」とおもったモノです。
(ひるがえって晴天の極楽系スノーシューではあんまいらないかも?)
(でも雪山環境って自分で選べないから、ザックにに入れとくと安心です)
◆ニットキャップ
これはもう、なんでもOK!
わたしなんてしまむらのぽんぽん付きニット帽でした(笑)
ある程度厚みがあって、耳たぶまで被れるなら
趣味に走ってもいいかなと思います♡
▶インナー編
ガイドさんから、意外に汗をかくので、天然素材
ex;コットンとかウールは避けて下さい
との指示。
そう、外気温-10℃くらいでも発汗と冷えを激しく繰り返しました。
ブラジャーは普通のスポブラでOK(面積小さいから)
◆ベースレイヤー
さらに暖かい厚手のものもありましたが、わたしはわりと
汗をかくタイプなので吸水重視で。
充分でした。
◆タイツ
オシャレは足元から!
じゃなくて、冷えは足元から。
こちらも真ん中の厚さを選びました。
◆ソックス
ソックスだけはウールで正解!!
これは日頃のデスクワークでもかなり重宝しているアイテムです。
あたたかく、丈夫で、トップページは地味グレーのダサアイコンですが、
他の色はマルチボーダーもあってなかなかにオシャレです♡
インナー部門での注意点は
ヒートテックだけはやめとけ!!!
わたしも日頃愛用しているUNIQLOさんのヒートテックですが、
街では万能のコチラも山で着ると命取りです。
だって、汗を吸わないから。
吸われなかった汗がどんどん身体を冷やし、まじで
気温によっては多分とてもやばいことに・・・
ex;凍傷、低体温
なによりだいぶ不快かと。
極限時の不快さは、運動の楽しさ半減しちゃうからもったいないです。
▶ミドルレイヤー
公式ではもう売り切れているけれど、これ、ほんとうに良い♡
この日のミドルレイヤー用に買いましたが、
ノースフェイスらしいちょっとタイトなシルエットで
もこもこなのに細見えして(しかも白買ったのに!)
軽くて柔らかくでストレッチで、
実はコレ書いている今も着ています^^
下手なニットよりちくちくしないし、あ〜んもう来年も買い足しちゃうかも・・・♡
というか、最近ノースフェイスとてもカワイイですよね☆
▶ザックとザックの中身
◆ザック
愛用はフェニックスのもの!
実はこんなに大きい必要はないんですけど(笑)、
トレッキング用のがコレしかなくて、流用。
でも、脱いだり着たり、入れたり出したりするから、
登山用のザックはちいさくある必要はないように思います。
もちろん過度に大きくなければ。
◆水筒
500mlのもの、中にはお湯を。
でもあまりに寒くてこの日はすべてを
飲みきりませんでした。
4時間位のスノーシューだったら、そんなにガッツリいらないかも。
ただ、静寂の雪山で飲むホットドリンクは最高です♡
これは好みなんだけど、わたしは雪山では直接口をつけて飲める
マグボトルよりも
コップに注いで両手でつつんで、湯気を感じながらいただきたい。
だから、コップ別体のほうが気分です。
もちろんザックに入れるから、密閉性重視でね!
中のドリンクはなるべく利尿作用のないものを。
だってトイレ行けないから。
◆行動食
一緒に行ったKちゃんは体力があんまりないそうで、
「食べないとバテるから・・・」と
しきりに甘いものを前日に買い込んでおられたけれど
(登山女子の彼女いわく、
油と糖がバランス良く含まれているのが、血糖値を緩やかに
下降させていいんだそうな!たとえばチョコとかナッツ)
ひるがえってわたしはフィジカルつよめ
(とほほ・・・か弱さに憧れた時期もありました・・・)
正直、なにも食べなくてもけっこう平気。
だけど、ちょっと立ち止まったときにかるくチョコとか食べておくと、
後半身体がよく動きます。
これが、凍らなくて美味しくてカロリー(糖分)高くて、
すごくすごくいいそうな^^
カワイイしね、女子向けですよね。
ちなみにこの日は
ガイトさんからコチラの差し入れ♡
そう、雪山は天然冷蔵庫なので、ご当地スイーツなんかを行動食にするのが
とてもガーリーだと思われ♡
◆カイロ
自分をあたためるのではなく、
iPhoneに貼るのです!!!
iPhoneは寒くなるとぐんぐん電池が減って欲しいときに
「あ・・・逝ってる・・・・」
となる。
そうすると本当に本当にかなしいから、
だって写真撮りたいから、
iPhoneを冷やしすぎないように温めておきます。
ポッケに無造作に入れるんじゃなくて、なるべく胸の中とか
身体に近いところで冷やさないように。
同じく、たとえばGoProとかも寒いとどんどんどんどん
電池が減ります。
ので、予備電池や本体は、体の内側に保管をしてください。
◆撮影機材
数年前に一斉に害虫にやられ、
今や蔵王のモンスターは絶滅危惧で、
あと2〜3年で観られなくなるかも(!!)と言われているそうです。
貴重な自然の風景を、是非記録に残して下さい。
わたしはGoPro、ミラーレス一眼、そしてiPhoneを持ち込みました。
が、あまりの寒さにGoProが文字通りフリーズしたりして、
いちばん頼りにしてなかったiPhoneが意外にも
活躍してくれました。
先述の通りあっためるだけ気をつけておけば、やはり
使い慣れ、さらにコンパクトなiPhoneは
最強のカメラだと思った・・・
*****
あとは
・お財布(わたしはミニマリスト財布なのでそのままザックの底へ)
・リップ(結局マスクしてていらなかったけど、唇乾くとすごく痛いから)
・クルマのキー(絶対なくしちゃいけないもの!)
・ハンドタオル(使わなかった)
でした。
notre-beau-monde.hatenablog.com
それから、今回の教訓を踏まえて
☆なくて困ったもの!!
◆バラクラ
凍傷になるかと思った!!
地蔵山山頂で横殴りの吹雪。
そして下山中もずっとしんしんと降り積もる雪・・・
コレがあったら良かったと、実感したアイテム。
なんと、コロナ対策で付けてたサージカルマスクで乗り切りました。
が、途中息苦しくて死んじゃうかと思ったので、
やっぱバラクラあったほうがいいかも・・・
ネックウォーマーも兼用できますし。
◆淡い色のサングラス及びゴーグル
オークリーの、わりと濃い色のサングラスは持っていっていたのですが、
視界ほぼゼロの今回、出番なかった・・・(みえない)
こんなかんじの淡色UVサングラスが、やっぱりとても必要です。
UVのためだけじゃなく、
吹雪くと前見えないから、視界の確保という意味で。
そしてゴーグルは曇るから・・・
◆スマホ用タッチペン
これをザックの脇のところに、カラビナで下げておけば、
さらにiPhoneをグローブ取らずに操作できたかも。と。
グローブの着脱は意外に体力を消耗することがわかった
(歩行中ストックを使うので、握力が奪われてしまうのです)
装備リストでした。
今年中にはもう無理かな・・・
また行きたいな!
⬇応援ポチどれでも嬉しいです♡