秘湯【肘折温泉】ステイ!洞窟の熱湯を浴びる
水羊羹をしっかりぺろりといただいたにも
関わらず
三百坊さんの少し蔵王に戻ったところにある
峠のおまんじゅうやさん(だったかな)で
求めた激ウマおまんじゅうをつまみ食いしながら
(これほんとうに美味しくて、
なんでもっと買わなかったかと激しく後悔!)
道の駅むらやまに立ち寄り、
あ、このミルクケーキ、
すごく懐かしい感じだね!とか
わあ、カップ麺さえ芋煮なんて
推しが強すぎるね!
なんて言いつつ
どう考えても価格破壊だからこれ買っとこうと
買ったのは150円のこれ↓と
今夜のお酒↓
この「子宝」、またもグルメ偏差値高めのダリンおすすめ
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なぜならば、今夜のお宿は相当に秘境だというから・・・
夜中にお酒ほしくなったら寂しいから・・・
そんな謎ディスティネーションのため
ずんずんとお山に向かって曲がりくねった
山道をひた走る
それにしてもこの東北エリア、
夏の田舎地方は恐ろしいほどに
緑にあふれて、
まるで網膜まで緑に染まっちゃうんじゃないかって
幸せになるくらい
どこを見渡しても見切れることのないくらいに、
濃密な緑にあふれているのでした。
ずっと窓の外をみていたら
虹が!!!!
里山にやさしくかかる優しいプリズム。
とびきりマジカルな瞬間に立ち会えて、
キュンとハートが震える。
さらに目的地までのあいだには
田舎の原風景好きなわたしたちが
日本中で遭遇しがちな棚田があるっていうんで
ちょっと立ち寄る。
ここも緑緑緑・・・!の洪水で、
そして恐ろしいほどに誰もいなくて、
完全にわたしたちふたりだけのための棚田、
スペシャルビューで
なんというか、この出し惜しみのなさ、
あふれるほどに与えてくれる感じに、
図らずもウルッと涙腺が緩む思い。
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さて、そうしてたどり着いたは
写真だと図らずもめっちゃええ感じに映ってしまうのですが、
それはそれは
良い意味でも悪い意味でも垢抜けない、
すごく純朴な温泉地でした。
源泉はごんごん湧き出ていて、
もうもうと湯気を上げています。
さて、今回の旅はほんとうに行きあたりばったりで、
その日に行けるところまで行って、
良さげなところがあったら泊まろう、
みたいなスタイルだったので
宿も都度予約、みたいな感じだったんですが
この肘折温泉はそもそもお宿の数がすごく少なく、
しかもええ感じのところがすごく
すごく良いお値段がする・・・
え?こんな僻地でこんな感じの旅館なのに
普通に熱海と同じくらいじゃね?
みたいな
なので、ややケチってそこそこのお値段のお宿を
リザーブしたら
え〜っと、リアルに合宿所仕様だった・・・
旅館っていうか、民宿・・・みたいな。
しかしここのお宿、お風呂がとてもおもしろくて
こんな洞窟風呂(もちろん源泉かけ流し)
だったし
(湯はふんげ〜熱い!!)
とにかく働いていらっしゃるおじさまおばさまがキュートで
ひとなつっこく、
めっちゃかわいい♡
しかもお料理も素敵で
シメには板そば!と、
道の駅で買ったこわれせんが一切必要ないくらいに
満腹警報でした。
とくに美味しかった川魚のフライは
カラっと揚がってバリバリ全部頭からいけました。
鮎も好物なんだな〜、まるまる太っていました。
お夕飯終わったら、
夜に散策するところもないくらいの
小さな街ではあるんですが
豪雨になった翌朝でも、
肘折温泉名物の朝市はちゃんと開催されていた・・・
がしかし、この朝市売り子マダムのみなさん、
恐ろしいほどに、
ちょっとカンボジアのナイトマーケット
思い出すくらいに、
セールスの圧が強め・・・
ビビって何も買わず。
しかしお湯はとても良かったし
なにより一生一度は行けてよかったかなと
思える湯治ステイでした。
なのでもしカップルでええ感じのムード求めるなら
お宿のチョイスはしっかりされることを
オススメします。
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