ほぼ無人の今こそ川平ブルーを観に行く@石垣島、メジャー観光地のあり方とか
前回、マイナーめな名所?をめぐる
気ままドライブ@石垣島のおはなしを
しましたが
notre-beau-monde.hatenablog.com
もちろんメジャーなところにもドライブ
してみているのです。
わたしたち、こう見えてわりと
”基本は抑えておきたい”というコンサバ気味の
側面も持ち合わせているので・・・
というわけで10月、
かの有名な川平公園、川平湾
カビラ、なんていうハイカラ気味の
オリエンタルな言葉の響き・語感にそぐわず
入り口はわりとザ・ジャパニーズな灯籠&お社
そしてこれも昭和の頃の名残であろう、
そういう”最果ての観光地”にありがちな
お土産物やさんズラ〜リ、な参道?を
てくてく通り過ぎて↓この
川平ブルーにたどり着きます
そう、この日お天気イマイチのため、
いわゆるブルーではなくグレーっぽい
ニュアンスカラーではありましたけれど。
しかし、やっぱり暗い森というか林を
通り抜けた先にこの景観が
パッと開けると、
「わあ・・・!!」と嬉しい気持ちになります。
しかし人がいない!!
その昔、ダイビングをしにここに来たときは
(川平湾の先にはマンタが見える
ポイントがありますYO)
中国アジア白人などもう世界中からの
あれやこれやすごい人で、
ビーチと写真撮れない、くらいのレベルの
混雑具合だったもの・・・
(川平湾は遊泳禁止!!)
さて、こうまで人がいないと、
在りし日、まだ川平湾が地元の人しか知らない
信仰の中心地で、
ただただ隠されたシャングリ・ラだったことを
想像しないわけにはいきません。
きっと清浄な、そして気高い
この世の天国のようなところだったのでしょうね。
子どもたちがその辺でバシャバシャしても
良いような!!
目を凝らすと、
小さなヤドカリがたくさん往来してました。
いい貝生を送れますよう♡
わたしは自然を最大にリスペクトして
生きていきたいし、
ゴミもなるべく出さず、
地球の持つ純粋性をどうにか尊重して
生きていきたいと思っているから、
意識的に生き、自分のできることは
心を尽くしてやりたいと思ってはいるから、
自然を殺すような観光地開発はむしろ不要だと
思っているけれど。
見方を変えると、
こうして川平湾を守り、
ほとりに見守るようにたたずむのもまた
観光地の役目でもあるわけだし、
あ〜のどかわいた!って
その場で冷えたアイスいただけるんだから、
なんて世界はありがたく、かつ
幸せにあふれているんだ!って
おもってしまいます。
しかしそれにしても川平湾は、
”ただ見る”しか出来ないので
(観光船には乗れますが)
いつ行ってもあっという間に見終わってしまう。
写真撮ったらおわりみたいな、
儚い場所でもあると言えましょう・・・
ま、近所来たら寄っとく?的な
そんな場所・・・かも。
スコールのあとは快晴!
これもまた恵み。
そして川平湾とは正反対に
(人少ないといいつつやっぱり、
みたいなひとたちも多かったカビラ)
全く無人の唐人墓あたり
この向かいの海もなんだか
物言いたげで、
あら、向こうに見えるのは何島?
あれはなに?黒島?なんて
話しながら
しばし潮風に吹かれるのもまた素敵。
この東屋ではおじさん二人が
仕事サボって永遠におしゃべりしてた。
もしかしたらすごく深刻な話ししてるのかも
しれないけれど、
東京には深刻なハナシがより一層深刻に
なっちゃうような場所しかないから、
こんなオーシャンフロントでかつ、
気軽にクルマで乗り付けられる
無料の場所がたくさんあるの、心から
羨ましいと思ってしまいます。
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