ある日のマウイ、ハナハイウェイ。バナナパンケーキトレイルの先、ヒッピーのバナナケーキの在り処
アメリカ時差はキツイ。
これ欧州慣れしている系ジェットセッターの定説。
いやあくせく働くような私のことではなくて、
私の周り、本当に世界を股にかけてお仕事&プライベートされてる
本気ジェットセッターがいらっさるもので。
しかしどっちにしろ時差は、
エコノミークラスにもビジネスクラスにも、
プライベートジェットにも
庶民にもトランプ大統領にも訪れるわけで。
旅の高揚感も手伝って、夜明けとともに目覚めるのが定説。
そして朝ごはん前にお散歩に行く。
ハワイにいると、
「あ、もしかしてわたしこのまま、ハワイ時間で
生きていけるかもしれない!」
と朝活に対して多大なる期待と手応えを抱くのだが
なんで帰国して1週間くらいですっかりまた
お寝坊さんに変わるんだろう?
なぜならばそれこそが時差ボケ=Jet lag
しかしこんな透き通るよな景色がタダで毎朝見られるなんて、
あらためて世界はとても贅沢だなとおもう。
今、南麻布の家からは、けたたましく鳴り響く救急車のサイレンと
どんよりと曇った空、
首都高しか見えない。
ああ、あと残りわずかの人生で、
「人生ってナイス」って思える瞬間が
幾度訪れるだろう、そのための努力を、私は今しているか。
このとき、マウイ島へはとてもとても久しぶりの訪問だった。
から、『天国』と言われるハナに続く
ハナ・ハイウェイをたどってみた
宿泊していたのはかなりローカルなエリアだったけれど、そこから
どんどん
どんどん
絶景が展開される!!
これはもう、今、今だからこそ、
もう一回行ってみたい地の果てのドライブ・・・
乾いた海辺の風景とまた、
湿った高地の風景が織りなす、ハワイイの不思議。
ひたすらにひたすらに、
「あ!ここで写真!」とおもうからなかなか前に進まず、
片道90kmくらい?のルートながら、余裕で丸一日仕事ですので
是非時間に余裕をもっておでかけになって。
途中、謎の観光客運転渋滞も多発します。
(アメリカの方、細い山道の運転あまりお得意ではないくせに
カマロのオープンカーとかレンタルしがちだから)
しかしそれでも行く価値は、
コレを見れば十分にあるとやはり今でもおもうので
ああ、あんなところに家が!
ここに生まれたら、
どんな人生を哲学を抱いて育つのだろう!など
果てしなく胸を締め付けられたりもし
トレイルをおりてきたら唐突にヒッピー小屋みたいなのがあって
(マウイは本当にヒッピー文化引きずっててというか息づいていて
ヒッピーになりたい私からするとこれだけでもう
胸がぎゅーーーーーっとなる)
なんと「世界一のバナナケーキ」の店でした。
バナナケーキ!まさにヒッピーの象徴・・・涙出る郷愁。
こんな絶景で日々バナナケーキを売り、
程よく現代社会と交信しながら自分のペースで生きる、という選択肢もある。
自分さえ解放すれば。
そしてこのバナナケーキ、「どんだけジューシー?」と思うほど、
たしかにとても美味しかったのでした。
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