ぶらりブルターニュ、サン・マロ散歩で人生最高クイニーアマンに出会う♡
たった今、うちの料理担当ダーリンがはじめてのお菓子作りにチャレンジする!
と突然の宣言をし、炊飯器でつくるスフレチーズケーキの
卵白をメレンゲする工程のところでまんまと電動ホイッパーを持ち上げ、
キッチン中が大惨事!!!
の後片付けをさせられたところです。
(やるなら全部やってくれ・・・笑えたからいいが)
基本的に、日本中で美味しいものを食べまくってきたダーリンだから、
味付けなどかなり上手、何作ってもほぼ失敗なしだけど、
そうね、やっぱ電動ホイッパーなんて使ったことないよね、とちょっと
微笑ましくもあったのですけども。
(シカシソウジハシテホシカッタ)
というわけで気を取り直して母と2017年初夏フランス女子旅続き、
しみじみともう3年前か・・・時間って日常に追われていたらあっという間に
過ぎ去って行っちゃうんだなって自戒の念を噛み締めながら
notre-beau-monde.hatenablog.com
やはり聞きしに勝る絶景だった世界遺産モン・サン・ミッシェルを夕刻前に
後にし
我々はさらに西を目指す。
今どき海外ローミングすればスマホでGoogleマップを使えるから、
どこに行くのも迷うことなく、日本語の音声ガイドでサクッと行けるのが本当に、
心から
「文明ってナイス!」とだれかは知らぬがこれを開発してくれた偉い人に
心のなかで手を合わせる瞬間・・・・サンキュー!
(ちなみに私は欧州滞在の際、欧州SIMに入れ替えています。
このハナシはまたどこかで・・・)
今回はフランス北西部、ノルマンディーからブルターニュ地方をめぐることに
していたのだけど、
その際、フランス在住友人がかなりいろんなアドヴァイスをくれました。
何を隠そう、モン・サン・ミッシェル島内に宿泊出来ると教えてくれたのも、
「女子旅なら、サン・マロなんてどうですか?」と
次のディスティネーションを教えてくれたのも、すべて
その優秀友人・・・
さらに旦那(日本人)を呼び寄せて旦那にもパリで就職させ、
現地病院で出産までされたド級行動派女子なのだ。
そんな彼女はデザイン系なのでセンスも抜群、
信頼してやってきたわけだけど・・・
曇りがちな天気と相まって、郷愁を漂わせる・・・ってわたしガッツリ純日本人だけど、
どこかノスタルジックな情緒あふれる静かな港町。
ちいさいながらも街は重厚・リッチなつくりで、
大航海時代から18世紀まで、ここがフランス最大の港であったということも
頷ける。
なんというか、昔すごく大事な拠点があったということなど、
歴史のマイルストーンになった街というのは、どこも誇り高さがちゃんと根底に
忘れ去られることなく敷き詰められていて
現代にまできっちりと香り高く、受け継がれるのだとおもう
フランスはじめヨーロッパはこういう歴史のレイヤードというのを
ことのほか重んじるわけだし
しかしことによるとこのサン・マロは1944年、戦争によって城壁内は8割以上が
焼け野原になったというから、
それを苦労して修復したことにより、
余計に我が街への誇りが高まったのかもしれないね?
現在のサン・マロは、
この城壁内のお散歩がワンデイ・トリップには丁度いいサイズ感で
なにより、私個人的に世界で一番好きなパン、
クイニーアマンの名店があったりするから本当に散策が楽しかった!
城壁内にはいくつかクイニーアマン屋があるけれど、みんなここの
紙袋持ってる!大人気店
ざく・じゅわ・うま〜、人生最高クイニーアマンでした。
これのためにもう一回サン・マロ行きたいくらいに。
あと、ブルターニュ名物、海産物のカンヅメやさん(お洒落!)もあったりして、
個人的にはサン・マロ、あと3泊くらい暮らすようにステイしたい街だった。
我々のホテルは海岸沿いに少し歩いたほう
超!超!高級ホテルやレジデンスが並ぶのは意識高い系港街あるある
ここで一回クルマをピックアップして、ディナータイムまで
近所のプラージュ(ビーチ)にドライブをする
plage de la varde
ブルターニュの海はちょっとグレイッシュで人を拒むような感じで、
しかし雄大ですごくすごく引き込まれそうになる、
このグレイッシュというのが、感情のメロウな日本人にも
すごく馴染む。
海の向こうはイギリス、
バグパイプを演奏する若者がいて、なんだか胸がきゅっとなったのでした。
つづく。
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