【京都旅】ミシュラン和食「祇園佐々木」と老舗「祇園辻利」コラボスイーツを枯山水観ながらいただく贅沢【建仁寺 塔頭 霊源院】
歩けば歩くほどにうっとりとたおやかな街、
それは京都。
「はんなり」って一体なんですのん?と
京都にいないときは思うけれど、
ここにきてただ街を歩くだけで
ああこれか、とわかってしまう、
そのなんとも言えない独特の
空気感は唯一無二、世界のどこにもない
魅力だと思います。
ほんとうのほんとうは、もうちょっと早い時期に
訪れて、完全に無人の京都観光地をふらついて
みたかったけれど・・・まあ今だってそこそこ
B.C(Before covid19)よりは空いているからOK
ということで・・・
なんにせよ、あんまり人いなさすぎてもなんか
ちょっとさみしいし!
さて、現在目下修学旅行シーズンまっさかり、
どこ行っても学生さんだらけの京都ですが、
(しかも今の修学旅行って小グループでタクシー
貸し切りで、着物着たりしてそれこそはんなり
しっかり贅沢に京の都を堪能していらっさる)
人に会いたくなければ子供のいないところに
いけばいい!
というわけで訪れたのは建仁寺
・・・の南東に位置する、普段は非公開の
塔頭(たっちゅう)寺院、
甘茶の寺といわれ、毎年5月末の甘茶の花咲く
時期には特別公開など行っているそう。
しかし、ときは緊急事態宣言真っ只中にお庭の
改装が行われ、
新しいお庭が出来たことを記念して、今年は
12/13まで特別公開が行われています。
そしてさらに、わたしとmamaが訪れたタイミングで
まさに3日前とかそんなレベルで、
新しい天井画が完成したんだそうな!!
それがこれ👇
手掛けたのは中国人アーティスト、陳漫さん。
ちょっと前にDiorの広告写真で大炎上していた
その人ですが、まあ本人驚くほどのべっぴんさんです。
天は二物以上を与えとるがな!!
あまりに才能すごいので、叩かれるのもわかるかも、
って思うくらい。
※わざわざ中国人女性を醜悪に撮ってアートとする
なんてDiorってどこまで商業主義なの!
しかもその写真撮ってるの中国人じゃん!
ヨーロッパに迎合しやがってオコ!
ってなってる
しかし、ここのご住職は陳漫さんに会った瞬間に
「この人天才や!!」と思ったそうで、
即お願いをしたそうな。
そしてその天井画の完成を祝して、
たった一週間、出来たばかりのお庭と、仕上がった
ばかりの天井画を観ながらいただける、
「祇園佐々木」さんと
コラボスイーツが供されていたのでした。
なんと、龍を模したモンブランとほうじ茶の
ゼリー♡♡♡
こちらをすばらしいお庭を観ながら、
和尚様の流れるようなファンキーなお話しを
聞きながらいただけるのです。
ちなみに辻利さんのたっかいボトル緑茶も
さり気なく置かれていた・・・けど!
値段!!!
左側の大瓶で1万二千円・・・ひ〜!
さて、
お庭を作ったのは若いお庭アーティスト兄弟だそうですが、
お孫さんなんだそう!
左下の茶色い医師は、インドのブッダガヤから
贈られた石で、ここの上に座禅組んだり、
触ったりすることも出来ます。
このお庭自体がインド大陸と日本を表していて・・
仏教徒甘茶・お茶の伝来の歴史が
詰め込まれています。
隠れキャラみたいに達磨和尚さんがいる
これも達磨和尚の修行のようすを表したもの。
達磨和尚は修行のために9年?だっけか、
座禅を組んだために手と足が腐り落ち、
そのため「だるまさん」には手足がない・・・
というぶっとびエピソードをここで知る。
また別の縁側からは、鶴亀の庭とよばれる
様式のお庭も見せていただけます。
みんなぶら〜んと足を投げ出して、
和尚様の本当に巧みな話術にぐぐっと引き込まれ
最後は大爆笑してしまう!
甘茶の寺、というだけあって、スイーツやお茶とも
すごく深い関係にあるお寺ですから、
茶室もとても美しいのです。
ものすご〜っくゆっくりと堪能したあと、
また京都の町並みをほてほてと歩く・・・
ずっと夢見心地♡
現在、限定スイーツは終わっていますが、
お庭を見ることは可能です。
お近くに行かれた際は是非!!
⬇応援ポチどれでも嬉しいです♡