夏の思い出:ワーケーション!憧れ【箱根ハイランドホテル】でひとり心静かに過ごすある日
今年の夏は、今年の夏は、
今年の夏はほんとうに!
パッとしなかった・・・
いやそんなことない、夏のパッとしなさといったらここ⑩年くらいは
いつだってパッとなんてしていなかった。
なぜならばわたしのお仕事が、
夏はいつだって意味不明の繁忙期だったから!!
(そしてさらなる繁忙期を超えた”超繁忙期”である秋に、
そのままなだれ込むのが例年の常)
だけどもだけど、
今年のパッとしなさはやはり、国外に出るほどの暇が数年ぶりにあるのに
日本に閉じ込められている
っていうこの、
物理的な閉塞感からやってくるに違いないのだった。
(これはみんなそうね、きっと)
それほどまでに自由を、転地を、
心の支えにしていた自分にちょっとびっくり、あらあたしったら
案外可愛いところがあるのね。
なので、せめて今流行の”ワーケーション”と洒落込むことにしてみた。
諸事情でたった一泊だけど。
普段は手の届かないあのホテルこのホテルがかなり
嘘のようなお値段で宿泊できるうちに!と
箱根ハイランドホテル
ぐはっ!!
今見たらもう定価に戻ってました。
さすがGoToトラベル効果・・・よかった泊まっといて。
さて、この箱根ハイランドホテルは、
某小泉元首相も常宿にされているという、
由緒正しきホテルです。
建物や設備は古いけれど
ほんとうにあれこれ行き届いた佳きホテル。
「昭和のころお金持ちの家族が夏の避暑に訪れる」
みたいなイメージの
「おとうさま、おかあさま」
なんて両親のことを呼ぶような
白いワンピースが似合いそうな少女が
今にもそのへんから出てきそうな。
そんなホテルで
・・・仕事。
缶ビール飲みながらwwwwwwww
いいんですだってワーケーションなんだから。
白いワンピースならぬ備え付けの白いパジャマなわたしだけど、
こんな格式高いお宿に泊まって優雅に(?)キーボード叩いているだけで
ああ、こんなところに自分で来られる身分になったなぁと
そういう感慨に浸るのもまたよし。
ツインだけど、ダリンは連れてこなかった。
そう、もう、四六時中一緒にいたってなんにもいいことなんてないんだから、
たまにはお互いひとりにならないといけない。
だけど、だけど、
やっぱりお食事のときはダリンと一緒がよかったなぁ!!
とっても素敵だったから!
箱根ハイランドホテルは、フレンチも最高です。
グラスのワイン、白から
ひとりだとあまり食べられないので、
「ライトディナー」だったかな?お皿の少ないものに
していただきました。
前菜:
サーモンのタタキのようなものと(バジルではなくて、もっと
爽やかなおソースがかかっていた)
茄子のペーストで出来たケーキのような・・・
とても美味しい。
メイン:
牛サガリのグリル、
ポルチーニのソースで。
この箱根ハイランドホテル名物は、炭で焼くチャコールグリル。
ラムも美味しそうだったなぁ・・・
メインに合わせてワインは赤を。
銘柄忘れたけど⬅
そしてデザート。
ひとりだとわりと、
充分な量でした。
そしてホテル名物の、箱根の銀泉(硫黄の白濁湯♡)の
お風呂に出汁が出るほど浸かる・・・
貸し切りでした。
翌朝の朝ごはんもすてき。
窓の外の緑を見ながら、
ココの名物は「フレンチジャポネの朝ごはん」ですが
わたしはどうしてもトラディショナルなごはんを欲していたので
こんな感じにしました。
クロワッサンもさくさくだったなぁ♡
しかし、フランス(パリではない)のしっとりジュワ、なクロワッサンを
知ってしまうと
日本の異様なほどの「クロワッサンサクパリ主義」が
どうしても事実の歪曲に思えてしまうのもまた人生・・・・
しかしとても素敵な滞在でした。
定価でもぽ〜んと泊まれるような収入になりたいと同時に、
ずっと背伸びして泊まれるようなホテルでいて欲しいとも
思ってしまいます。
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