夏の浄化。丹後の秘境〈元伊勢三社〉にやっとご挨拶が出来たお話し。
この夏はとりわけ、
「浄化」ということを考えていた・・・
いままでインプット多すぎたんだけど、そろそろ
貪欲にいろいろ取り込みすぎたがゆえにおそらく
有象無象が寄ってきている、と強くおもって。
そういうカンは大事にしたい、だって動物的な防衛本能だと
おもうから。
出張中「あ、だめだ首痛い」なんておもって
粗塩お風呂に一袋ドバドバして頭まで浸かったこともあったっけな・・・
で、ふと、
ほんとうにふと、
「あ、元伊勢さん行かなきゃ」とおもった
お伊勢さんは毎年かならず、お正月に訪れることにしているのだけど、
ずっとずっと気になっていた「元伊勢」は、
京都の日本海側、
天橋立のちかくの丹後地方にあります。
これはその、宿泊した天橋立ホテルちかく、
Go Toトラベル期間中のため、やたらに人がいたんだけど、
コロナ以前から考えたらそれでも
ずいぶん少ないんであろう。
急遽思いつきで取ったので、
なんだか所帯じみた宿しか取れずにこんな感じでゆるり外飲み
図らずも写真はいい感じに撮れてしまうし、
母と二人(また母を巻き添えに・・・)
ずいぶんまったり呑んだから(飲み放題!だったし!!)
それでも良きとする。
しかしこの風景でいい感じの音楽でもかけてくれればいいに、
謎のJ-POPオンパレード。
せっかく天橋立ど真ん前の絶景なのに、
ごはん食べながら「香水」とか聴くの興ざめでした。
BGMのセンスどうにかして・・・せめて有線のチャンネル変えて。
しかし最終的にはぐだぐだに寄って温泉に入って
幸せな感じで眠り、
やや朝寝坊で朝食、テラス
・・・あれ?悪くないね(笑)
急いで支度して元伊勢三社をめぐる。
本当にいいお天気で。
そのまえに天橋立近くの
元伊勢籠神社に。
ここは綺麗に整備されていて、現代的な感じでした。
この鳥居さんの右奥、駐車場を抜けて山を登ったら
お水取りの出来る真名井神社があります。
けっこうな距離、結構な勾配で登山気分、
汗だく。
しかしだれもいなくて、本当にしんと澄んだ
良き場所だった・・・
そしていよいよ元伊勢三社さんへ。
まずは外宮さんから
(動画取ってたから静止画がないのですよ・・・)
ここはとても原始的なかんじ・・・そっけないほどの
ワイルドな感じの空気にみちていた。
受け入れられてないって感じじゃなくて、
「どうぞ好きに見てって、構わないけど!」みたいな、そんな。
そしてそのあと
数年来ずっと来てみたかった内宮さんへ。。。
手前にある駐車場に車を停めて、
トトロの森に入っていく感じの坂道を上がっていく。
複雑に曲がりくねった参道からもう、キラキラパワーがすごかった。
どんどんクリアになっていく空気感と、
光のつぶつぶ。
間違いなくここは「聖地」でした。
じっくり時間を掛けてお参りして、
そしてこの鳥居を出て右に進む。
これまたびっくりするくらい登山レベルの山道を歩いたら
いや、あるいて、登って、下って、
階段下って、え?うそでしょ?みたいなところに
この元伊勢三社のハイライト、
その名も天岩戸神社がおはします。
こんな感じでお参りする仕組み。
いやすごいよ、すごい神社なんだけど、
こんなところにあるからか、
「えへへ来れるなら来てごらんよフフ」みたいな、
ちょっと茶目っ気ある感じの神様だった。
仲良くなれた気がした(笑)
この神社の裏にこそ、
天岩戸神社と言われる所以のような場所があって
ちゃぷんと入ってみたかった。
あのむこうにきっと、神様いるわ。
今この写真見てるだけでもすっと気持ちが落ち着く元伊勢三社、
強力なパワスポらしいが、
なにせアクセスが悪いので、
どこに行っても誰にも会わないのがとても良かったです。
人にまみれて生きてるから、
たまには雑音から自分をシャットアウトするのも素敵。
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